今日の日経平均は+88円の22351円で、6日続伸。
今年の9/13~26にかけて8日続伸以来、約2か月ぶりに連騰が続く状況となりました。
昨日まで5日続伸で、週末に米中首脳会議を控えていることもあり、今日は様子見ムードが強まり、反落となるかと思ったのですが、上げてきました。
売買代金は、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)指数の銘柄見直しに伴うリバランスの影響で、膨らんで3.6兆円台でした。
なお、昨日、200日線を一時上回る場面があったのですが、今日は引け値ベースで同線(今日の時点で22300円)を回復。
終値では約3週間ぶりに200日線を超えてくる形になりました。
イベント通過でマーケットが上方向に動いてくる可能性もあるか?
週末の米中首脳会議の結果をうけて、来週の日本市場がどう動くのかが目先のポイントとなります。
ただ、日経平均で見た場合、中期トレンドを表す200日線は、10/10に22510円でピークにつけてから11/26の22288円まで約1.5ヶ月間下落傾向が続いた後、11/27から上昇に転じ、今日の時点で22300円となっています。
そして、本日、約3週間ぶりに終値で同線を回復してきています。
一方、NY市場で見た場合、NYダウは一昨日の段階で200日線を回復。
同線は10/23から下降傾向だったのですが、11/23から再び上昇基調に回帰する兆しが見られます。
s&p500はまだ200日線を超る形になっていませんが、こちらも11/23から再び上昇する基調にあります。
ナスダックもs&p500と同様の形になります。
これらの点を見ると、市場の調整局面は終わり、再び上げトレンドに回帰する動きになりつつある、という事が言えるようにも思われます。
なお、現時点では、週末の米中首脳会議の結果がどうなるのかわからないので、不透明感は残ります。
しかし、10月の下落である程度悪材料は織り込んでおり、イベント通過でマーケットが上方向に動いてくる可能性もあるかもしれません。
果たしてイベントの結果をうけて、週明けの東京市場はどう動いてくるでしょうか?