本日は、米中首脳が追加関税を一時的に見送ることで合意したことを受けて、貿易戦争に対する懸念が和らいだ事を背景に、日経平均は+223円の22574円で終了。
今日の日経平均は22629円で寄り付いた後、9時20分に22550円まで下落。
そこから上げ幅を広げ、後場寄り後の12時36分には22698円まで上昇しました。
その後は押し戻される動きになったものの、買い優位の展開が続き、今日も上昇で終了。
続伸は7日まで伸びました。
なお、前週末のザラ場高値が22362円に対して、今日の日中安値が9時20分の22550円だったので、前日よりも190円程度マドを空けて上げる形に。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
先週の200日線超えに続き、今日の時点で75日線も超えてくる
本日も上昇となったことで続伸は7日まで伸びました。
9/13~26にかけて8日続伸というのがあったので、その時以来の連騰という事になります。
なお、本日の高値は22698円まであったので、11/8の戻り高値22583円を抜いてきました。
また、11/30に200日線(今日の時点で22306円)を超えたのですが、今日は75日線(今日の時点で22568円)を引け値ベースで超えてきました。
11/28に一目均衡表の遅行線が陽転入りとなったことで、11/28から25日線が上向きに転換しています。
今日の時点で25日線は21937円なので、75日線を上に抜けてゴールデンクロス(GC)示現となるにはまだ少し時間がかかりそうなのですが、今の感じで戻り基調を維持できれば、いずれGC示現となり、また一つ明るい材料が増えるという事になります。
現状で、一目均衡表の雲の上限が22710円に位置しているので、目先的にはこの水準を超えられるのか、という点が焦点となってきます。
21243(11/21)の安値から反転開始で、少なくとも1ヶ月程度は高いというのが11/21の記事を書いた時点の見通しとなります。
しかし、ここまでの上げ方を見る限り、11/29の記事で書いた「20971(2018年10月27日)の安値から第5波目の上昇波動(最後の上昇波動)が開始している」という見方の方が有力ではないかと現状では考えています。
この辺りの見極めは、今後の上げ方などを見ながら、判断していきたいと考えております。