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従来から注目していたタイミングに近づいてきており、ここからの動向はより注視していく所に

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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昨日のNY市場で、NYダウとs&p500は10/29につけた安値を割り込む動きとなり、一時は大きく下げていたのですが、引けにかけて切り返す展開となり、最終的には小幅高で終了する形になりました。

これをうけて、今日の日経平均は21273円で寄り付き、50円程度高い水準でスタートしました。

しかし、日中の高値は寄り付き段階でつけた21279円で、そこからは売りに押される展開に。

10時19分に21062円まで下げ、昨日の日中安値21169円を下回りました。

その後は引けにかけて下げ幅を縮める動きとなりましたが、プラス圏までは戻りきれず、▲71円の21148円で終了。

昨日の下げに続いて続落で取引を終えました。

売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台。

値上がり銘柄が324に対して、値下がり銘柄が1745で、今日も値下がり銘柄が1500を超える形になりました。

なお、これをうけて騰落レシオ(25日)は84.5まで低下となりました。

その他、日経平均PERは11.86倍まで低下。昨日に続いてアベノミクス相場以降での最低水準を更新となりました。

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NYダウとs&p500、TOPIXは10月の安値を割れたものの、日経平均は同水準を辛うじて維持

今日の日経平均の日中安値は21062円だったので、10/26につけた安値20971円は維持しました。

一方、TOPIXはザラ場安値で1572まで下げたので、10/26につけた安値1581を割り込む形になりました。

昨日の段階で、NYダウとs&p500は10月の安値を一時割れる形になり、本日、TOPIXも同安値を下回ったので、日経平均もそれに続き、21000円を割れるかと思っていました。

が、今日の下値は21062円までで、安値更新まであと100円程度の水準で何とか持ちこたえる形になりました。

さて、本日も下げとなった事で、直近の戻り高値22698(12/3)からの下げの日柄は7日(両端入れ)となりました。

12/5の記事で書いたように、24448(10/2)の高値調整局面で、8~10日程度で上げと下げが反転する動きがここまで続いています。

10月以降の調整局面で見られるパターンがまだ継続しているとしたら、次週底を入れるという可能性も考えられる
前日のNY市場は3%を超える下落で、リスク回避ムードが強まり、朝方は幅広い銘柄に売りが先行。日経平均は21755円で寄り付いた後、9時3分に21708円まで下落。300円以上下げる場面もありました。しかしその後は、中国商務省から米中通商交渉...

仮に、これまでのパターンがまだ今回も生きているとしたら、明日から金曜日にかけて下値をつけるという展開になります。

なお、現状では12/7の記事で書いたように、20971(10/26)の安値を割れた所で底を入れるというシナリオをメインで考えております。

来週以降、20971円の安値を割れた所で目先底入れとなる可能性が高くなるのではないか
前日のNY市場は大荒れで、NYダウは一時700ドル以上下げる場面があったのですが、引けにかけて下げ幅を縮小する動きとなり、最終的に79ドル安で終了しました。これをうけて日経平均は、前日よりも140円程度高い21643円でスタート。その後、9...

想定したような展開となるか、それとも想定とはずれた形での展開となるのか、わかりませんが、従来から注目していたタイミングに近づいてきてはいるので、ここからの動向はより注視していく所かと考えます。

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