前日の米国株市場で主要指数の連騰がストップ。
日経平均も前日まで4日続伸してきたこともあり、朝方から利益確定売りが先行し、21376円で寄り付いた後、9時10分に21348円まで下落。
100円以上下げる場面もありました。
ただ、米中貿易協議の進展期待が持続し、下げ幅は限定的で、その後は下げ幅を縮める展開になり、最終的に▲38円の21425円で終了。
日経平均は5日ぶりに反落となりました。
今日は日中高値が21451円に対して、同安値が21348円だったので、日中値幅は100円程度で動意薄の1日でした。
売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台。
ここのところ2兆円の大台を維持してきたのですが、今日は大台を維持できず、2兆円割れとなりました。
NYダウも昨年10月の高値水準まで近づいてきているので、 NYダウが一旦頭打ちになり、それにつられて日本株も戻りが止まるという展開も考えられなくはない
日経平均は18948(12/26)の安値から戻り歩調にあるのですが、来週になると、そこから2か月程度経過する事になります。
現状では、2/19の記事で書いたように、安値から2~2.5ヶ月程度戻したあたりで1~1.5ヶ月程度日柄調整を入れるのではないかと考えています。
安値から2~2.5ヶ月程度戻すとすると、2月下旬から3月半ばあたりで一旦戻りが止まるのではないか、というイメージになります。
価格的には、2/13の記事で、「ここから21500~22000円あたりを目指す展開となるか」と書いたので、あわせると、時期的には2月下旬から3月半ばあたりで、価格的には21500~22000円あたりで、一旦戻りが止まるのではないか、というのが総合的なイメージとなります。
なお、昨日の記事でも書いたように、NYダウは昨年10月につけた高値まで、あと1000ドルを切る水準まで上げてきており、今のペースで上げていくと、3月半ばあたりに高値水準に近い所まで上げる可能性もあると思われます。
NYダウが昨年10月につけた高値をすんなりと抜けて行くようにも思えないので、高値水準に近い所まで上げたところでNYダウが一旦頭打ちになり、それにつられて日本株も戻りが止まる、という展開も考えられなくはないと思います。