朝方は昨日まで4日続落した反動から買い戻しや値ごろ感の買いが先行。
日経平均は20435円で寄り付いた後、20464円まで上げました。
しかし、為替が円高に振れると、先物売りで下げに転じ、11時10分には20289円まで下落。
昨日つけた日中安値20305円を下回る場面もありました。
ただ、そこからは切り返しに転じて下げ幅を縮める展開に。
最終的にプラス圏内まで戻す事ができませんでしたが、日経平均は▲2円の20408円で終了。
小幅ながら5日続落で引けとなりました。
売買代金は前日並みで2.1兆円台でした。
2月19日の記事で書いた時よりも、イメージとしては1ヶ月弱ぐらい後ろにずれている事になるかもしれないが……
昨年の12月下旬あたりからの日経平均の動きを整理してみますと、18948(2018年12月26日)で安値をつけてから22362(4/24)まで上昇。
そこから調整するという動きになっています。
なお、22362(4/24)からの調整の動きは、5/23の記事で書いたように、5月末前後で安値をつける展開となるかと見ていました。
しかし、調整はまだ進行中で、今週に入ってからも下値を切り下げる形になっています。
現状、調整の動きはまだ止まっていませんが、時期的にはそろそろ止まってもおかしくないのではないかと考えております。
また、22362(4/24)からの調整の動きが終われば、再度戻り基調に回帰して22362(4/24)の戻り高値を超えてくる、というのが現状における見方になります。
この見方は、2月19日の記事で書いた時のものと、基本的な考え方は同じです。
なお、この時は、次のような動き方を想定していました。
「18948(2018年12月26日)の安値から3月ぐらいまでa波の戻りが続いた後、4月ぐらいにかけてb波の下げがあり、そこから6月ぐらいにかけてc波の戻りがあって、18948円の安値からの戻りの波が終わる」
これを今の波動におきかえると、次の通りになります。
a波:18948(2018年12月26日)⇒ 22362(4/24)
b波:22362(4/24) ⇒ 現在進行中
上記見方では、4月ぐらいでb波の下げが終わると見ていたのですが、現状ではまだそれが終わっていません。
よって、2月19日の記事で書いた時よりも、イメージとしては1ヶ月弱ぐらい後ろにずれているという事になるのかもしれません。
ただ、b波の調整が終われば、その後はc波の戻り(最後の戻り)がある、という見方は変わらないという事になります。