前日の米株大幅高を受けて投資家心理が改善。
主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが優勢となり、日経平均は23506円で寄り付き、80円程度高く始まりました。
あすのオプションSQ算出に伴い、買いポジションを高める動きも観測されて、その後も上値を伸ばす展開に。
12時46分に23701円まで上昇し、9/29につけた23622円の戻り高値を抜けました。
その後は高値圏でもみ合う動きとなり、+224円の23647円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は2.1兆円台で、2兆円超えでした。
6度目の挑戦でレンジ抜けとなるのか
前日の日中高値が23432円だったのに対して、今日の同安値は23477円だったので、今日は45円程度マドを空けて上げる動きとなりました。
そして、日中高値は23701円まであり、一時23700円を超えました。
これまで、8/14に23338円をつけて、6/9につけた23185円を超えてから、戻り高値を一応抜けるものの、その動きは持続せずにすぐに反落するという動きを5回繰り返してきています。
本日、9/29につけた23622円の戻り高値を抜けたので、これで直近の戻り高値を抜けたのは8/14以降6度目となります。
これまでのパターンを繰り返す形になると、戻り高値を抜けた翌日は下落するという動きになっています。
しかし、仮に明日も続伸となると、これまでとは動きが異なってくるので、2か月近く続いたレンジ相場がいよいよ上に抜けてくる可能性が高くなってくると思われます。
その場合、5月下旬にレンジ上抜けとなり、20741から6月上旬の23185円まで上げた時のような動き方になる可能性があり、10/6の記事でも書いたように、24000円を超える展開になると考えます。
6度目の挑戦でレンジ抜けとなるのか、とりあえず明日の動き方が注目されるところになります。