前日の米市場では、ハイテク比率の高いナスダック総合と、S&P500が過去最高値を更新。
東京市場では、ドル円が110円台の円安に振れていることも好感され、値がさハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は29256円で寄り付き、前日よりも80円程度高く始まりました。
15~16日にFOMCを控える中で、早期のテーパリング(緩和縮小)への警戒感は根強いものの、無難な結果を先読みする動きもあったとみられ、その後も買われて上げ幅を拡大する動きに。
大引け前の14時57分に29480円まで上昇し、+279円の29441円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
マドを空けて上昇し、6/7につけた戻り高値を抜けてくる
前日の日経平均の日中高値が29208円だったのに対して、今日の同安値は29235円だったので、前日よりも20円程度ではあるのですが、マドを空けて上げる形になりました。
また、昨日の記事で「6/7につけた戻り高値29241円を陽線をつけて抜けてくると、2/16につけた高値30714円を目指す方向に向けて動いてくる可能性が強くなってくると考えられます」と書いたのですが、本日、6/7につけた戻り高値29241円を陽線をつけて抜けてきました。
今週のFOMCの結果をうけて動きが出てくるのか、注目される
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6/11の記事で、「現状水準を維持して推移すると、6/17あたりに一目均衡表の遅行線が陽転入りするので、次週の動きは注目」と書いたのですが、今日の動きを見る限り、5/13に27385円で安値をつけたあと、5/28に29194円まで上がり、その後しばらく保ち合いの動きとなっていたのですが、それを抜けてくる動きに入ってきたような感じがします。
メジャーSQ通過するも、引き続き動きは出ず。次週の動きに注目
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ここから上げてくれば、6月10日の記事で書いたように、サマーラリー入りとなる可能性も期待できるので、注目したいところです。
ここで上げてくれば、夏場にかけて上げてくるサマーラリー入りの可能性も期待できる
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