今日の日経平均は27682円で寄り付き、17円程度安く始まったあと、9時1分に27715円まで上げ、一時プラスとなりましたが、そこから下落。
9時47分に27538円まで下げて、一時下げ幅は160円程度となりました。
引き続き欧米の景気後退懸念や先週の連騰後の反動で軟調な動きでしたが、そこから更に下げが加速する展開とはならず、持ち直して引け、大引けは▲44円の27655円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.1兆円台。
FOMCなどの重要イベントを控え、引き続き様子見ムードが強い1日でした。
前回のGC示現はダマシだったが、今回はどうか?
日経平均は続落となりましたが、200日線(今日の時点で27570円)は今日も維持して引けたので、これで同線を上回るのは5日連続となりました。
現状、75日線(今日の時点で26847円)がほぼ横ばいで推移する中、25日線(今日の時点で26743円)が上向きで推移しているので、このままいくと、間もなく25日線が75日線を上回るゴールデンクロス(GC)が示現する見込みです。
GC示現はポジティブ要因となるのですが、前回6/7にGCが示現した時は、その2日後に28389(6/9)で高値をつけて25520(6/20)まで下落。
25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが示現
前日の米国株市場ではNYダウなどの主要株価指数が朝高後に値を消し、小幅な上昇にとどまりました。これをうけて今日の日経平均は、27984円で寄り付き、70円程度高く始まりました。その後、9時33分に27863円まで下げて、一時はマイナスに落ち...
その後、7/4に25日線が75日線を下回るデッドクロス(DC)が示現する形になりました。
よって、今回も前回と同様に、GC示現がダマシとなるかどうかが注目されます。
なお、今回は200日線を下値にして何とか持ちこたえる動きとなっているので、この状態を維持できればダマシとはならず、戻り方向への動きが期待できることになると考えます。
今週は27日にFOMCの結果がわかるので、それをうけて大きな波乱がなく、イベント通過をできるのかという所が焦点になると思われます。