今日の日経平均は19444円で高寄りしてスタート。
その後の日中安値は、9時2分につけた19427円だったので、昨日の日中高値19350円よりも70円程度マドを空けて上げるかたちとなりました。
今日は一日買い優勢の展開で、終値は+286円の19604円で引け、日中のほぼ高値圏で取引を終えました。
売買代金はメジャーSQだったこともあって増加し、2.9兆円台となりました。
なお、日経平均の日中の高値は19623円だったので、3/2につけた高値19668円まではわずかに届かずでした。
TOPIXも日中高値は1574までで、3/2につけた高値(1575)の更新とはなりませんでした。
3/7の記事「レンジ相場はまだ継続で、方向感に欠ける動きが続くが‥‥」で、
「直近では反発と下落の日柄が同程度に並び、また、日中の値幅が昨日は71円、そして今日は57円と、値動きがない取引が2日続いています。
これらの点からすると、ここから今度は切り返しの動きになってもおかしくないと思うのですが‥‥」
という事を書いたのですが、日経平均はその翌日の3/8に19198円まで下げ、そこから切り返しの動きとなっています。
2か月近く続いていたレンジ相場も、ようやく終わりを告げるか?
また、昨日の記事「ドル円が2/15につけた高値を抜けてくると、日経平均もレンジ突破に向けた動きが強まってくる」で、
「ドル円が2/15につけた114円95銭レベルの高値を抜けてくると、円安方向に向けた動きがより強くなってくると思われます。」という事を書いたのですが、
今日のドル円は朝方から115円を突破し、115円50銭近辺をつけるところまで上げてきました。
この点から見ると、昨年12/15の118円60~70銭の高値以降続いてきた円高方向の動きは、2/28の111円60~70銭で終了し、それ以降は円安方向への動きに転換している可能性が高くなってきました。
ドル円が円安方向への動きに転換したとすれば、日経平均も2か月近く続いていたレンジ相場がようやく終わり、ここから3/1の記事「 日経平均はここから上放れの展開となるか? 」で書いたような上放れの動きになってくるのではないかと考えます。
なお、その場合の日経平均の上値は、2/5の記事「 日経平均はここから第5波の上昇へ移行し、21,000~22,000円を目指す方向となるか 」で書いたように、21,000~22,000円あたりを想定しています。
その他、日経平均が上昇すると考えた場合、従来は大阪取引所に上場している日経平均先物を買うというケースが多かったのですが、今は以下の記事でも書いたように、日経平均先物を買うならば、くりっく株365で買った方が良いと考えています。