先週金曜日の米国株の上昇をうけて、日経平均は23391円で寄り付き、180円程度高い水準でスタート。
その後、戻り売りに押されて10時に23303円まで値を下げましたが、緩む場面は改めて大口資金が流入し、切り返す展開に。
配当再投資への期待から先物主導で日経平均に仕掛け的な買いが入り、そのまま引けにかけて上昇。
15時に23516円で日中て高値をつけて、+307円の23511円と高値圏で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は再び膨らむ形になっており、前日よりも増加して2.7兆円台。
紙パルプや鉄鋼、不動産、水産といったハイテク株以外の業種に買いが集まり、東証1部全体の87%の銘柄が上昇する形になりました。
先週まで下落し、今週から切り返す展開か?
日経平均の日中高値は23516円までで、9/14の23582円を抜けることはできませんでした。
しかし、TOPIXは1661で高値をつけて、9/14につけた1652を上回りました。
9/17の記事で、9/23~25の週に下押す展開となるかと書いたのですが、日経平均は23039円まで下げて、9/14の23582円から550円程度下落しました。
当初は、もう一段下げる可能性もあると考えていたのですが、意外と下値は堅く、高値からの下落が550円程度にとどまり、下値は限定的でした。
そこから反転開始となり、今日の段階で23500円程度まで戻してきています。
NY株も24日に安値をつけてから反転する動きになっているように見られます。
よって、ここから上げる方向に動いて、9/18の記事で書いたように日経平均は24000円方向に向けた動きになると考えます。
なお、日経平均は23185(6/9)で高値をつけてから徐々に上値を切り上げる動きとなっているのですが、直近の高値を抜いた後にすぐに反落する動きとなっているので、23185(6/9)から続くレンジ相場を抜ける動きにはなっていません。
ただ、そろそろその動きを脱して、上値追いの動きが続く展開に入ってきてもおかしくないと考えます。