前日の米国株市場でNYダウが小幅続伸したものの終盤失速。
FOMC後の記者会見でパウエル議長が追加緩和に慎重な姿勢をみせたことで、マーケットの過度な期待が剥落。
ハイテク株に売りが目立ち、ナスダックは3日ぶりに反落となりました。
これをうけて今日の日経平均は23416円で寄り付き、60円程度安い水準でスタートしました。
9時8分に23446円まで戻したあと、売りに押される展開となり、後場入り後の12時31分には23272円まで売られました。
その後、やや戻して引けは▲156円の23319円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は2.0兆円台。
騰落銘柄数は、値上がり銘柄1116に対して、値下がり銘柄は931で、指数は下げたものの、値上がり銘柄の方が多い形になりました。
レンジ相場はいまだ継続中
日経平均は9/14に23582円まで上げて、9/3につけた23580円の戻り高値を抜いたのですが、そこから反落する動きとなっています。
9/15の記事で、まだレンジ相場が継続しているのか、という記事を書いたのですが、ここまでの動きをみると、レンジ相場はいまだに継続しているのかと思われます。
今週に入ってから為替はやや円高気味に推移しており、ドル円は104円台に入ってきています。
昨日までそれを嫌気して下げるような動きにはなっていなかったのですが、今日の下落で5日線(今日の時点で23443円)を割り込んできたので、やはり来週にかけて再度下押しする動きとなるのではないかと思われます。
なお、9/14の記事で書いたように、来週にかけて下押しして押し目を入れて、その後、反転となるのではないかというのが、現時点における見方となります。
日本株は来週月、火は祝日で休みとなり、間が空くので、休み明けの9/23に下押す動きとなるかもしれませんが、そこで下押した局面は押し目を拾っていくところになると考えます。