昨日のNY市場で、米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意に達したことを好感し、s&p500とナスダック総合が連日で過去最高値を更新。
これを受け、自動車株に買い戻しが入ったこともあり、今日の日経平均は22967円と高寄りでスタート。
その後、9時5分に23006円まで上昇。
一時、取引時間中としては2カ月半ぶりに23000円台を回復しました。
しかし、連日の上昇で短期的な過熱感が意識されたこともあり、その後、日経平均は上げ幅を縮小。
最終的に+13円の22813円で安値引けとなりました。
ただ、プラス圏を維持して引けたので、日経平均の続伸は6日まで伸びました。
なお、売買代金は前日よりも増加して2.1兆円台で、8営業日ぶりに2兆円を上回るかたちになりました。
23000円の大台を約2か月ぶりに回復後、失速となったが‥‥
今日は23006円まで上昇し、久しぶりに23000円の大台を一時回復しました。
ただ、ここまで、短期な上げのピッチが速かったので、大台回復後は失速となりました。
今日の時点で5日線が22597円にあり、同線とのかい離が出てきている状況にあったので、大台回復後に失速となったのは通常の動きかと思われます。
23000円の大台回復後、一旦、スピード調整を入れ、再度、大台抜けを目指すシナリオが有力ではないかと考えています。
なお、今日の時点で日経平均は23006円をつけ、22949(7/18)は抜けてきたので、次は23011(6/12)、23050(5/21)抜けを試す展開となります。
近いうちに上記水準を抜けてくると見ていますが、仮にこれを抜けた場合、23000円を上限としたレンジ圏内の動きがここまで3か月近く続いてきたので、その後の上げのピッチは速くなる可能性もあります。
上記水準を抜けた場合、年初の高値である24129(1/23)を比較的早い段階で超えてくる可能性もあり、最終的には6/6の記事「日経平均は夏場にかけて25000円辺りを目指す展開となるか」で書いたように、日経平均は25000円あたりまで上げてくるのではないかと考えております。
(※)日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)
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