朝方は、米中貿易協議の再開合意や、良好な米経済指標を背景に前日の米国株式が続伸した流れを受け、買い優勢で開始。
日経平均は前日よりも110円程度高い21201円で寄り付きました。
その後、9時20分に21145円まで値を落としたあと、円安ドル高に加え、時間外取引での米株価指数先物高や中国株高も支えとなり、11時には21241円まで上昇しました。
ただそこからは、週末要因に加え、新規の手掛かり材料に乏しく、戻り売りに抑えられ、+113円の21199円で取引を終了。
日経平均は4日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台で、2兆円の大台を辛うじて維持するかたちとなりました。
今日の日経平均は21241円まで上げ、上値メドと考えるゾーンに入ってくる
昨日の記事で、21200~21300円あたりが今回の自律反発の上値メドになるのではないかという事を書いたのですが、今日は21241円まで上げ、当該ゾーンに入ってくるかたちになりました。
これまで1ヶ月近く抜けることができなかった戻り高値を抜け、今日の日経平均は大幅続伸
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なお、21241円まで上げてきたので、20110(8/6)からの上昇は+1131円。
21823(7/25)から20110(8/6)までの下げ幅▲1713円に対する戻りは66%となりました。
また、8/20の記事で、9/3~10にかけて上げてくる形になるのではないかと書いたのですが、当該期間の中で20110(8/6)からの戻り高値を更新するかたちになってきました。
日経平均は3月安値から、20日程度のスパンで上げと下げを繰り返すパターンを継続している
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9/2の記事で書いたように、ここで戻り高値をつけた後、10月にかけては下落相場が再開すると見ておりますので、現状安値からの戻り局面が継続していますが、来週前半あたりにかけては買いのポジションを整理する局面になるのではないかと考えております。
今週~来週にかけてはポジション整理をする局面か
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